摂食障碍

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神経性やせ症、神経性食欲不振症(Anorexia Nervosa: AN)、神経性過食症(Bulimia Nervosa: BN)、特定不能のもの(EDNOS)に分類される.日本では患者推定数(罹患率)はANが12500人、0.01%、BNが6500人(0.005&)、EDNOSが4200人、(0.003%)とされる.神経性やせ症は児童・思春期から青年期に好発し、男女比1:10と女性に多い.過食とそれに続く自己誘発性嘔吐や下剤・利尿薬の濫用など排泄行動の有無で、接触制限型とか食・排泄型に分類される.自己像や他社評価へのとらわれ、脅迫傾向など認知特徴を有する.低体重が飢餓状態に近く、低血糖や電解質異常、肝障碍、消化器障碍、新機能障碍など生命危機がある場合は、内科的治療による体重回復が優先されるべきである.食行動のみならず社会的行動全般における自己制御強化を、二次的・随伴性の精神症状治療として並行して試みる.薬物療法としては、衝動制御治療目的で抗うつ薬や抗精神病薬が優先される.心理療法としては、認知行動療法と対人関係療法が標準治療であり、集団療法なども用いられる.Eating Disorder.

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投稿者:

吾郎

2020年6月にブログ開設.生き延びるための様々な問題を精神病理学に基づいて取り扱っています!ぜひぜひ気軽に遊びに来て下さいね.Our articles include essay, translation, study about literature, psychiatry(psychopathology), humanities.