感情

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感情のおおまかな定義は「個人の事象や刺激に対する一過性の、体外は快・不快かを伴う」評価的反応であり、独特の主観的情感、生理的変化、顔の表情を含む表出パターンなど、複数の構成要素からなる」といえる.感情の理論に関する古典的なものとしては、感情の進化的起源を仮定するダーウィンの表情論、さまざまな身体的反応が脳にフィードバックされて主観的情感を生み出す本体であるとする感情の末梢起源説、大脳皮質が主観的情感を有無出す本体であるとする感情の中枢起源説、種々の感情が快−不快と生理的覚醒の二次元の組み合わせによって規定されるとする次元論、感情が遭遇事象に対する認知的解釈と生理的覚醒の組み合わせによって生起すると仮定する感情の2要因理論がある.

現在の主流の理論としては、ダーウィンの表情論を発展させ、各種情動をそれぞれ特異な進化的適応反応とする基本情動論、事象に対する多次元的評価(Appraisal)が各種情動の特異性を生み出すとする認知的評価理論、次元論を発展させ、主観的情感がその時々のコア・アフェクトに個々人の認知的解釈が持ち込まれて成立すると仮定する感情の心理的構成主義、主観的情感が文化特異な感情語などに規定されている、あるいは各種感情が文化固有の産物であるとする感情の社会構成主義などがある.Emotion.

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投稿者:

吾郎

2020年6月にブログ開設.生き延びるための様々な問題を精神病理学に基づいて取り扱っています!ぜひぜひ気軽に遊びに来て下さいね.Our articles include essay, translation, study about literature, psychiatry(psychopathology), humanities.