仮説検定

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データに基づいて母集団分布の特徴を表す指標である母数(母平均や母分散)に関する仮説を検証する統計的方法が、仮説検定である.仮説検定では、帰無仮説とそれと相反する対立仮説を立てる.対立仮説には、検証したい内容を設定することが多い.2つの仮説のうち、どちらが正しいかをデータから求められた検定統計量の値.あるいはその値から求められた有意確率をもとに判断する.帰無仮説が正しくないと判断される、すなわち、棄却されたとき、有意である、という.有意かどうか判断する場合、基準として用いられるのが有意水準である.有意水準は帰無仮説が正しいにも関わらず帰無仮説を誤って棄却する確率のことである.仮説検定では、有意水準以外に対立仮説が正しいときに対立仮説を採択する確率を表す検定力にも配慮する必要がある.また仮説検定は標本の大きさが大きいと帰無仮説が棄却されやすいため、効果量も考慮する必要がある.仮説検定として2群の平均の差(t検定)や等分散性の検定がよく利用される.

未知である母集団分布の母数を標本から定めることを推定という.推定には、母平均を標本平均で推定するように一つの値で推定する点推定と、確率の考え方を用いて範囲によって推定する区間推定がある.区間推定では、信頼係数と呼ばれる確率で母数を含むと推定される区間を信頼区間と呼ぶ.Hypothesis testing.

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投稿者:

吾郎

2020年6月にブログ開設.生き延びるための様々な問題を精神病理学に基づいて取り扱っています!ぜひぜひ気軽に遊びに来て下さいね.Our articles include essay, translation, study about literature, psychiatry(psychopathology), humanities.