長期記憶

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長期記憶とは、容量に限界はなく、永続的に保持される記憶である.Squire & Zola-Morgan(1991)によれば、長期記憶はまず宣言的記憶(declarative memory)と非宣言的記憶(non-declarative memory)に分かれる.前者は「何であるか」についての記憶である.その下位分類に、「いつ」「どこで」といった時空間的な文脈が明確な個人の出来事に関するエピソード記憶(episodic memory)と、エピソード情報を伴わない一般的な知識である意味記憶(semantic memory)に分けられる.後者の非宣言的記憶は「どのように」についての記憶であり、手続的記憶(procedural memory)とも呼ばれる.その下位分類には技能・習慣、プライミング、古典的条件づけ(classical conditioning)がある.

また、想起時の意識の有無により、長期記憶は、顕在記憶(explicit memory)と潜在記憶(implicit memory)に分けられる.また、自己に関するもので、自分の人生のなかで経験した出来事に関する記憶の総体や自己知識などは自伝的記憶(autobiographical memory)、将来の予定や計画などの未来方向の記憶は展望的記憶(prospective memory)と呼称される.Long-term memory.

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投稿者:

吾郎

2020年6月にブログ開設.生き延びるための様々な問題を精神病理学に基づいて取り扱っています!ぜひぜひ気軽に遊びに来て下さいね.Our articles include essay, translation, study about literature, psychiatry(psychopathology), humanities.