心的外傷後ストレス障碍

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 生命の危機ともいえる出来事(戦争、天災、事故、犯罪、虐待など)によって強い心的衝撃を受けることが原因で、著しい苦痛や、生活機能の障碍をもたらすストレス障碍のこと.再体験症状(フラッシュバック)、回避症状、認知と感情の否定的変化、慢性過覚醒症状を主徴とする.これら症状が一ヶ月以上持続し、苦痛と生活上の師匠をきたす場合に診断される.診断にはPTSD臨床診断面接尺度(Clinical Administered PTSD scale: CAPS)を用い、出来事の影響を評価するスクリーニングツールを用い、災害後救援活動従事者のスクリーニングツールとして、出来事インパクト尺度(Impact of Event Scale Revised: IES-R)が使われる.トラウマ期の苦痛に関する質問紙(Peritraumatic Distress Inventory: PDI)が用いられる.PTSDにはうつ病やアルコール依存・濫用が合併することが多い.認知行動療法や眼球運動による脱感作と再処理法(Eye movement Desensitization and Reprocessing: EMDR)が、抗うつ薬を中心とした薬物療法と併用ないし単独で行われる.Post Traumatic Stress Disorder.

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投稿者:

吾郎

2020年6月にブログ開設.生き延びるための様々な問題を精神病理学に基づいて取り扱っています!ぜひぜひ気軽に遊びに来て下さいね.Our articles include essay, translation, study about literature, psychiatry(psychopathology), humanities.